群馬県庁出品の高機

『明治十年内国勧業博覧会出品解説』 10冊 (1878)

解説

美しい模様を織り出すために多数の綜絖(そうこう*)を用いた、従来の紋織機。織る職工と、綜絖を操作する職工と二人がかりで織る。ジャガード機の普及により衰退した。

* 綜絖 目に一本ずつ経糸(たていと)を通し、上下することで緯糸(よこいと)の通り道を作るもの

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