デジタル時代の国立図書館の挑戦―オランダ国立図書館の戦略を事例として
(終了しました)
図書館は、デジタル革新の波をどう捉え、利用者に還元していくべきでしょうか。国立国会図書館では、国立図書館として先進的な電子情報基盤の構築に取り組むオランダ国立図書館からリリー・クニベラー館長と同館の戦略アドバイザーであるエルスベート・クワント氏をお招きして、講演会を開催します。デジタルリテラシーの推進、デジタルファーストを打ち出したコレクション構築、国内図書館及び関連機関との協力等、オランダ国立図書館の戦略計画に基づく取組について、講演とパネルディスカッションを行います。日英同時通訳付き、入場料無料です。ぜひご参加ください。
- ちらし
- 講演資料(英語)(PDF file: 6.12MB)
- 講演資料(日本語訳)(PDF file: 4.93MB)
- パネルディスカッション資料(日本語)(PDF file: 0.99MB)
- 講演動画(国立国会図書館公式YouTubeチャンネル)
登壇者
Photo by:
E. Weers/E. Colmjon
リリー・クニベラー氏
オランダ国立図書館長
ライデン大学で歴史を学んだ後、古代ギリシャの危機管理に関する論文で博士号を取得。ハーバード大学やユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの客員研究員を務める。2008年にオランダ国立図書館入館後、様々な管理職を経て、2015年から現職。同年、新たな公共図書館法が施行され、オランダ国立図書館がデジタル公共図書館と公共図書館のネットワークを管轄することとなった。図書館、伝統遺産、調査研究の分野で多様な職務を経験しており、社会的価値、デジタルトランスフォーメーション、ネットワークコラボレーションに関心がある。
エルスベート・クワント氏
オランダ国立図書館戦略アドバイザー
1995年から2000年までライデン大学で学び、ロシア史、社会史等を専攻した後、インテレクチュアル・ヒストリー及び書物史を研究し修士号を取得。2020年に情報管理・持続可能な変革(Managing Information and Sustainable Change: MISC)について修士号を取得。ライデン大学在学中から大学出版局の出版やデータベースに係るプロジェクトに参加。オランダ国立図書館における戦略立案、文化・研究プログラムに従事した後、2015年から現職。2017年からヨーロピアナ理事会(Board of the European Heritage Hub Europeana)理事。現在、オランダ博物館登録委員会(Museum Registry Committee in the Netherlands)委員長。
竹内比呂也氏
千葉大学副学長、附属図書館長、アカデミック・リンク・センター長、国際未来教育基幹高等教育センター長、同大学院人文科学研究院教授
東京大学附属図書館(総合図書館)、ユネスコアジア太平洋地域中央事務所(バンコク)、静岡県立大学短期大学部(及びこれを基礎とする静岡文化芸術大学)助教授、千葉大学准教授を経て現職。
大場利康
国立国会図書館電子情報部長
1990年国立国会図書館入館。関西館図書館協力課長、同電子図書館課長、電子情報部電子情報流通課長、同電子情報企画課長、総務部会計課長、同企画課長、同副部長を経て、2021年4月から現職。
日時 | 2023年 10月11日(水) 14時00分~16時30分 (13時30分開場) |
---|---|
会場 | 国立国会図書館 東京本館 新館 講堂 |
プログラム |
|
募集人数 | 200名(先着順) |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 終了しました |
申込み締切 | 【期限延長】令和5年10月6日(金)12時00分 ※申込み受付を終了いたしました。 |
お問い合わせ先 | 国立国会図書館 総務部支部図書館・協力課協力係 電話:03(3581)2331 メールアドレス:lecture |