力士。少年時に上京し、初代梅ヶ谷の養子となり角界に入る。順調に昇進し、明治36(1903)年ライバルの常陸山と共に第20代横綱に昇進した。横綱在位は12年に及び、「梅・常陸」時代を築き、相撲人気の隆盛に貢献した。幕内成績は168勝27敗47分2預116休。大正4(1915)年に引退、年寄雷を継承し、後進の指導にあたった。