解説
細菌学者。農家の長男として生まれ、済生学舎に学ぶ。明治30(1897)年医術開業試験に合格。伝染病研究所を経て、33年渡米。44年ロックフェラー医学研究所で梅毒スピロヘータの純粋培養を行う。同年、医学博士、大正4(1915)年学士院恩賜賞受賞。12年帝国学士院会員。黄熱病の病原菌発見のため、中南米、アフリカに赴き、昭和3(1928)年、ガーナで感染し、死去した。
関連資料
直筆資料
『野口英世書簡 石黒忠悳宛』 野口英世
著作
『梅毒ノ血清診断』 野口英世 著 赤津誠内 訳 南江堂書店[ほか]
電子展示会「あの人の直筆」より