解説
史学者(西洋史)。帝大文科大学史学科卒業。明治40(1907)年に京都帝大助教授となり、原勝郎とともに西洋史学講座を創設。ドイツ、フランス留学の後、同大教授となり、大正13(1924)年文学部長に就任。大学在学中にリース教授の指導を受けてランケ史学思想の伝統を継承。古代ギリシャ・ローマの政治・文化史を研究し、世界史的視点から論じた。著書に『世界史に於ける希蝋(ギリシャ)文明の潮流』『概観世界史潮』『独逸(ドイツ)史学史』、訳書に『歴史とは何ぞや』(ベルンハイム著)などがある。
関連資料
著作
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