イコン(聖像画)画家。明治10年(1877)工部美術学校入学、イタリア人ファンタネージに洋画を師事。在学中ロシア正教に入信、13年(1880)イコンを学ぶためロシアに留学。16年(1883)に帰国後は、神田のニコライ聖堂で各地の教会のイコン制作を行った。代表作品は函館ハリストス教会の「十二大祭図」。