実業家。明治7(1874)年時計屋を志し、亀田時計店に勤務。10(1877)年に独立し、14(1881)年に服部時計店(後の服部セイコー)を創立した。18(1885)年には舶来時計の販売を始め、25(1892)年精工舎を創立し時計の製造に着手、国産時計製造業の発展につくし、欧米に輸出するに至った。大正13(1924)年SEIKOを商標として使用。昭和2(1927)年勅選貴族院議員。赤十字をはじめ各種社会事業に貢献した。