貿易商、新聞創始者。嘉永3(1850)年海難で漂流し、アメリカ船に救助され渡米。アメリカで教育を受け、安政5(1858)年アメリカ市民となる。翌年に日本へ帰国しアメリカ領事館の通訳として活躍、開国後の外交に尽くした。その後、商館を開設し貿易を営む。元治元(1864)年横浜で民間最初の新聞『海外新聞』を発刊。明治以降も各種の事業を経営した。自己の漂流について『漂流記』(1863)を著している。
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