浮世絵師。嘉永3(1850)年頃に浮世絵師歌川国芳の門に入る。慶応2(1866)年に同門の落合芳幾と共作した無惨絵シリーズ『英名二十八衆句』で一躍人気絵師となった。幕末から明治初年にかけては歴史画に傾注し、維新後は『郵便報知新聞』『絵入自由新聞』『やまと新聞』等の挿絵も手掛けた。代表作に「風俗三十二相」「月百姿」等がある。門下に山中古洞や水野年方がいる。
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