俳人。東京女子大学高等学部卒業。高浜虚子の次女。父に師事し、杉田久女、中村汀女らと並ぶ女性俳人として知られる。大正14(1925)年、「文学界」の主宰者星野天知の息子吉人と結婚。昭和5(1930)年初の女性主宰誌である『玉藻』を創刊。28年に北・南アメリカ、31年インド、ヨーロッパを巡歴。句集『立子句集』(1937)『笹目』(1950)『玉藻俳諧』(1981)などのほか、随筆集も多い。