書家。鍋島家に仕え、19歳の時江戸に行き、山内香雪に書を学ぶ。明治15(1882)年清国に渡り、潘存に学び、17年帰国時に漢や六朝時代の拓本を持ち帰る。篆隷楷行草の各体に長け、気宇雄大な書風を完成した。明治の三筆の一人。