有栖川流書道の大成者。有栖川宮韶仁(つなひと)親王の第1王子。弘化2(1845)年宮家を継ぐ。祐宮(後の明治天皇)の習字師範、国事御用掛、明治維新後は神祇事務総督等を務めた。皇典講究所(後の國學院大学)総裁。五箇条御誓文の正本は幟仁親王の揮毫。