解説
日本女性初の国際的陸上選手。大正12(1923)年第2回中学校競技大会の走り幅跳びで優勝。二階堂体操女塾(後の日本女子体育大)を卒業、大阪毎日新聞社運動記者をしつつ15年第2回万国女子オリンピックで個人優勝。昭和3(1928)年第9回オリンピック・アムステルダム大会に日本唯一の女子選手として参加。800mで2位となり、女性として日本初のメダリストとなった。オリンピックに先立ち、日本女子スポーツ連盟が組織されるなど、日本女子スポーツ界を世界に拓くのに貢献した。
関連資料
電子展示会「本の万華鏡」より