作曲家。昭和5(1930)年日本コロムビアの専属作曲家となる。翌6年早稲田大学応援歌「紺碧(こんぺき)の空」を発表、戦前は軍歌「露営の歌」などを作曲した。戦後は全国高等学校野球大会の歌「栄冠は君に輝く」、ラジオドラマの主題歌「君の名は」、歌謡曲「長崎の鐘」など数多く作曲。劇作家・放送作家の菊田一夫とはラジオドラマや舞台で長年仕事を共にした。39年東京五輪では入場行進曲「オリンピック・マーチ」を作曲。