解説
作曲家。東京音楽学校(後の東京芸術大学)でヴァイオリン、同研究科で作曲を学び昭和3(1928)年に修了。9年から12年までのヨーロッパ留学中にオーストリア出身の作曲家クルシェネクら、帰国途中のアメリカでは同じくオーストリア出身の作曲家シェーンベルクに師事。15年には同校の教授に就任し、退任する22年まで、創作の一方で後進の育成にも当たった。交響曲、協奏曲など多くの作品を残した中でも、特に歌曲の評価が高く、モダンな作風により日本の歌曲に影響を与えた。代表作に歌曲「斑猫(はんみょう)」「黴(かび)」「お菓子と娘」などがある。
関連資料
著作
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歴史的音源
橋本國彦の作品、演説を聴く