父は米沢藩士。廃藩置県後、置賜県に出仕、明治14(1881)年に沖縄県吏、17年に大蔵省に出仕したが、19年に辞任。米沢に戻り、両羽銀行を設立し、初代頭取をつとめ、地域の事業に貢献した。長男の成彬は三井財閥の銀行家として知られている。