施設設備専門職員からのメッセージ
関西館総務課 久保田 剛司
主な経歴
- 平成30年4月 入館(施設設備専門職員)、総務部管理課
- 令和5年4月 関西館総務課
- ※令和6年1月~11月 育児休業
はじめに
私は平成30年に施設設備専門職員として国立国会図書館に入館しました。学生時代は建築学を専攻していましたが、入館から3年間は機械設備を担当しました。その後は現在に至るまで建築を担当しています。
当館の採用情報は、大学構内のポスターを通じて知りました。もともと、建物の保守保全に興味があり、国立の図書館という重要な建物を、時代の変化に合わせて保全していくことに魅力を感じて受験しました。
現在担当している業務
所属する関西館総務課施設係では、関西館の建物とその施設設備の維持及び管理等に関する業務(「保全」や「営繕」と言います。)を機械・電気・建築に分担して行っています。その中で私は主に建築(建物全般の保全や植栽管理の監督、改修工事の企画や監督など)を担当しています。
担当業務のやりがい・魅力
施設設備専門職員の仕事は、設備面から図書館の業務を支える大切な仕事です。
公的で大きな組織であるからこそ、予算や時間に制約があることも多いですが、他の部署の職員や工事業者の方々と一緒に仕事をする中で、学べることが多くあります。
また、携わる業務の幅が広いため、自分の専門分野ではない仕事をすることもありますが、優しく教えてくれる方や一緒に考えてくれる方が多いので、働きやすい雰囲気です。
業務以外の魅力
仕事と家庭の両立がしやすい点が魅力です。男性でも育児休業を取る人が多く、私自身、10か月間の育児休業を取得しました。また、家庭の状況に合わせてフレックスタイム制を利用する人もおり、仕事の調整もしやすい印象です。
その他、館内にはサークルや文化祭もあり、自分の趣味を一緒に楽しめる場があって、居心地の良さを感じます。
当館職員を目指す方へ
技術系の専門知識を活かして働きながら、自分の時間も大切にしたいな、という方におすすめです。
当館の業務に少しでも興味を持ってもらえましたら、そしてお時間があればぜひ当館の建物を実際に見に来ていただけるとうれしいです。当館で働くご自身の姿を想像しやすくなるかと思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。