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施設設備専門職員からのメッセージ

総務部管理課 五十公野 紗恵

主な経歴

  • 令和4年4月 入館(施設設備専門職員)、総務部管理課

はじめに

令和4年度に施設設備専門職員として国立国会図書館に入館しました。学生時代は電気電子工学を専攻し、ナノデバイス系の研究をしていました。

幼いころから本と図書館が好きだったことと、就職活動をしている際に父から国立国会図書館施設設備専門職員を紹介されて興味を持ったことから、当館を志望しました。

現在担当している業務

施設設備専門職員の職務は、大きく分けて「建築設備の運用保守業務」、「改修工事に関する設計・監理業務」の2つになります。

その中でも、機械設備の運用保守業務、改修工事の設計・監理業務を担当しています。

機械設備とは、主に、当館の熱源設備、給排水設備、エレベーター、書籍搬送設備(主に書庫から本を運ぶ機械)、ガス消火設備などが挙げられます。運用保守業務の目的は、それらの機械設備を毎日支障なく使えるように維持管理することです。また、設備の故障への対応や利便性向上を目的とした設備の改良が必要な場合は、改修工事を行います。「改修工事に関する設計・監理業務」とは、工事の仕様書作成を含む発注業務や、関係各所との連絡調整などを指しています。

担当業務のやりがい・魅力

国立国会図書館には、上記のとおり、多種多様な設備があり、日々の業務の中で、様々なことを実践的に学ぶことができます。学生時代の専攻とは異なる係に配属されても、頼りになる上司や先輩たちにしっかり教えてもらえるので不安はなく、また、これまで知識のなかった設備について学んでいくことで、自分の成長を感じながら働くことができます。

入館して3年目になり、大小様々な規模の工事の監督業務を行っています。また、書籍搬送設備の保守業務の監督職員として、日々生じる様々なトラブルにも対応しています。関係各所への連絡調整や業者との打合せを行いながら、担当した工事が無事に完了したり、設備のトラブルを一つ一つ解決し、関係する職員から感謝の言葉をもらったりすると、国立国会図書館という大きな建物の維持に貢献できたという達成感を味わうことができます。

入館して感じたこと

時差通勤やフレックスタイム制などの勤務時間制度が整備されており、ワークライフバランスへの配慮がなされていて、休暇が取得しやすい雰囲気もあります。

また、業務に関わる研修や講習会が受講しやすいと思います。施設設備専門職員だけではなく、館全体を見ても、個人のスキルアップに積極的な気風があり、働きながら積極的に知識を補うことができます。

当館職員を目指す方へ

国立国会図書館には、多くの職員が働いており、様々な役割やサービスがあります。私たち施設設備専門職員は、館のサービスを利用する方々や、そのサービスを提供する職員を、施設や設備で支える重要な役目を担っています。

施設設備専門職員の業務に興味を持っていただけたら、ぜひ受験を申し込んでみてください。遠くない未来で皆さんと働ける日を心待ちにしています。