ホーム > イベント・展示会情報 > 2021年度のイベント > 講演会「宇治茶のイノベーション ~嗜好の荒野を開拓した人たち~」

講演会「宇治茶のイノベーション ~嗜好の荒野を開拓した人たち~」
(終了しました)

第28回の関西館資料展示は「ニッポン茶・チャ・CHA」と題し、日本のお茶に関する本と雑誌約70点を、歴史、文化、産業・科学の切り口からご紹介します。この関連イベントとして、藤井孝夫氏(京都先端科学大学バイオ環境学部食農学科特任教授)をお招きし、講演会「宇治茶のイノベーション ~嗜好の荒野を開拓した人たち~」をけいはんな学研都市7大学連携市民公開講座「市民公開講座2021」において開催します。

申込み受付を終了しました。

藤井孝夫氏の写真

講師から
日本茶の歴史は、宇治茶の歴史と言っても過言ではありません。宇治茶は茶道や茶香服(ちゃかぶき)、庶民の日常生活など、重層的な文化に育まれてきた伝統的飲料です。一方で、その味わいの素晴らしさは、先達によるイノベーションの賜物です。中国伝来の抹茶を起点として、日本の茶として確立されていく道のりを、技術的な観点から紹介します。併せて、緑茶に含まれる機能性成分についても紹介します。宇治茶のイノベーションは現在も進行中です。

  • 講演終了後、職員による資料展示の説明を行います。

講師の紹介
京都先端科学大学バイオ環境学部食農学科特任教授 藤井孝夫氏
京都大学大学院農学研究科修士課程修了。農学修士、技術士(農芸化学)、宇治茶伝道師。京都府農林水産技術センター農林センター茶業研究所所長、京都府農林水産技術センター生物資源研究センター所長を経て、現職。主な著作に、『日本茶の魅力を求めて』(共著、大河書房、2005)、『茶大百科Ⅰ』(共著、農文協、2008)、「テアニン発見60年」 (『茶』第63巻7号及び8号、2010)、『京料理の文化史』(共著、思文閣出版、2017)などがある。
日時 2021年 9月3日(金) 13時05分~14時05分
会場 オンライン開催(Webセミナー形式)
募集人数 200名(先着順)
参加費 無料
申込方法 終了しました
お問い合わせ先 (公財)関西文化学術研究都市推進機構「市民公開講座2021」担当
khn-shiminkouza@kri.or.jp