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第32回 関西館資料展示「クイズ本・なぞなぞ本、大集合!」
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第32回 関西館資料展示「クイズ本・なぞなぞ本、大集合!」ちらし
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ちらし(PDF: 1175KB)

「さて、問題です。」こうして始まるクイズは、いつ頃から人々に親しまれてきたのでしょうか。現代では、謎解きゲームやテレビのクイズ番組で楽しまれているクイズですが、テレビでクイズ番組が普及する前から、絵本や雑誌、本の世界でもクイズやなぞなぞは親しまれてきました。江戸時代には「判じ絵」という絵のなぞなぞもあったことをご存知ですか? 本展では、判じ絵、懸賞クイズ、なぞなぞ、パズル、謎解き等、当館の所蔵資料の中から古今東西のクイズに関する資料をご紹介します。皆さんも一緒に、様々なクイズの世界を覗いてみませんか?

また、関連イベントとして、東田大志氏(株式会社東田式パズル研究社代表取締役社長)による講演会「資料で見るパズル・クイズ・謎解きの変遷」も実施します。ぜひご聴講ください。

主な展示資料紹介

【 】内は当館請求記号

江戸時代~ 判じ絵、懸賞雑誌のクイズ

戦後~ テレビ・ラジオのクイズ番組

  • TVクイズ大研究 /北川宣浩 著. 朝日ソノラマ, 1980.12【Y78-5311】
    当時のテレビのクイズ番組に一般人が出場するためのノウハウが書かれた図書。「アップダウンクイズ」「クイズタイムショック」「アメリカ横断ウルトラクイズ」などの番組の説明、応募ハガキの出し方、予選の状況、勉強法、本番の状況などを紹介している。
  • クイズ文化の社会学 / 石田佐恵子, 小川博司 編. 世界思想社, 2003.3【UC251-H12】
    本資料は、クイズ形式のコミュニケーション、つまり問いと答えという形式の文化を、歴史的・比較文化的に分析している。クイズ番組のみならず、活字メディア、ゲーム、イベント、インターネット、ことば遊びや日常会話などの身近なコミュニケーションを広く対象としている。巻末資料として、日本のラジオとテレビのクイズ番組の一覧表が収録されている。

平成~令和 パズル本、謎解き本

  • 数と図形のパズル百科 / David Wells [著], 宮崎興二 編訳, 日野雅之, 鈴木広隆 訳. 丸善出版, 2017.10【MA34-L33】
    ウェルズはイギリスのパズル作家・数学者。紀元前から現代に至るまでの数と図形に関するパズル計 568 題を、どのような歴史的・実用的価値を持つか、どんなからくりになっているのかという観点から解説している。各パズルは歴史的な流れに沿って列挙されており、ルーツがわかる資料や参考文献も充実している。
  • リアル脱出ゲームpresents究極の謎本 / Scrap 著. Scrap出版, 2016.6【Y88-L2326】
    リアル脱出ゲームの企画運営を行う株式会社 SCRAP が出版した謎解き問題集。リアル脱出ゲームとは、会場に集まった参加者たちが協力して謎を解き、その場所から脱出することを目指すゲームである。平成 19(2007)年に京都で初めて開催されて以来、現在は全国各地の様々な場所で開催され人気を博している。本資料は、ファンクラブ向けに WEB 上で公開された謎を収録している。脱出成功率約 10%とされるリアル脱出ゲームの中でもとりわけ難しい謎が並んでいるが、解答のほかに、ヒント、正答率、最速タイムも記載されており、初心者から経験者まで誰でも謎解きを楽しめる構成となっている。
日時 2024年 2月22日(木) ~3月19日(火) 9時30分~18時00分
日曜・祝日を除く
会場 国立国会図書館 関西館 閲覧室(地下1階)
参加費 無料(18歳未満の方は所定の手続きの上でご覧いただけます。)
お問い合わせ先 電話:0774-98-1341 (関西館資料案内 9時30分~17時00分)