はじめに

みなさんは子どもの頃、どんな昔話を読み聞かせてもらったり、読んだりしたでしょうか?桃太郎、かちかち山、かぐや姫、赤ずきん、白雪姫など様々なお話が思い浮かぶでしょう。グリム童話の赤ずきんや白雪姫などは明治時代に日本に伝わりましたが、桃太郎やかぐや姫をはじめとした日本のお話は、どのように語り継がれ、読み継がれていたのでしょうか。本展示では、江戸時代から明治時代に流行した子どもの絵本「赤本」と、室町時代から続く絵入りの読み物「御伽草子」の世界を、時代を遡りながら紹介します。
※伝承されたお話は「昔話」「民話」「お伽話」など様々な呼び方がありますが、ここでは古くから伝えられたお話を、御伽草子も含めて「昔話」と呼びます。

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  • 「本の万華鏡」第36回は2024年9月に公開しました。内容は公開当時の情報に基づきます。

令和6年度企画展示「ひろげて、まいて、あらわれる 絵巻の世界」

国立国会図書館では、令和6年10月から11月にかけて、東京本館・関西館にて、国立国会図書館が所蔵する絵巻の展示会を開催します。どなたでも入場無料でご覧になれます。是非お越しください。

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明治と江戸の赤本・豆本



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