はじめに

落書きの定番「へのへのもへじ」を誰もが一度は書いたことがあるのではないでしょうか。今回の展示「へのへのもじえ(文字絵)」では、「へのへのもへじ」に代表される「文字絵」を取り上げています。「文字絵」とは、文字を連ねて輪郭を表したり、絵の中に文字をあしらって表現する絵のことです。平安時代から現代まで連綿と続く歴史があり、それぞれの時代で趣向が凝らされていた様々な文字絵を、その誕生、宗教的側面、遊びの側面から振り返ります。文字を使って絵を描くことへの情熱や、洒落、粋の心を感じていただければ幸いです。

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  • 【 】内は、国立国会図書館の請求記号です。
  • 資料からの引用が旧字体の場合、常用漢字に直しました。
  • 「本の万華鏡」第9回は2011年2月に公開しました。内容は公開当時の情報に基づきます。

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第1章 文字絵 始まる



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