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別称・通称(よみ)
吾嬬権現社 (あづまごんげんのやしろ)
現住所
墨田区立花
解説
日本武尊の妻、弟橘姫おとたちばなひめを祀る。弟橘姫は日本武尊の東征に同行したが、上総にむかう海上で暴風雨を鎮めるために海に身を投げた。その後、日本武尊が吾妻の森付近に流れ着いた妻の遺品を集め、塚を作り祀ったと言われる。境内にあった連理の樟は日本武尊が使った箸を地に刺したところ、1つの根から2つの幹を持つ樟が育ったと伝わる。現在は枯れ、根と幹の一部が残されている。