Japan Open Science Summit 2022(JOSS2022)のNDLセッション案内
国立国会図書館(NDL)は、オープンサイエンスをテーマとした日本最大のカンファレンス「Japan Open Science Summit 2022(JOSS2022)」(6月6日(月)から10日(金)までオンライン開催)に参加し、6月8日(水)と10日(金)には、次のセッションを開催します。
(1)国立国会図書館主催セッション①
- 日時
- 2022年6月8日(水)14時~15時30分
- タイトル
- 「オープンサイエンス時代の知の共有を支える - メタデータ流通ガイドライン」
- 内容
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「メタデータ流通ガイドライン」(令和4年3月ドラフト版公開)はメタデータの作成・整備に関わる各機関の職員が、メタデータの設計・流通経路を検討するためのツールです。
このセッションでは、「メタデータ流通ガイドライン」の共同作成者であるNDLとオープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)・これからの学術情報システム構築検討委員会(これから委員会)・国立情報学研究所(NII)が登壇し、策定の背景や概要、今後のスコープなどの発表と、デジタルアーカイブや研究データを含む多様な情報資源の発見可能性と活用可能性を高めるための方法や今後の課題、展望についてのディスカッションを行います。 - 登壇者
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- 原田隆史氏(国立国会図書館非常勤調査員、同志社大学免許資格課程センター教授)※進行
- 片岡朋子氏(お茶の水女子大学図書・情報課主任、JPCOARコンテンツ流通促進作業部会)
- 飯野勝則氏(佛教大学図書館専門員、これから委員会システムワークフロー検討作業部会)
- 大波純一氏(NIIオープンサイエンス基盤研究センター特任准教授)
- 河口由佳(国立国会図書館電子情報部電子情報サービス課)
- 参加費
- 無料
- 申込
- https://form.jst.go.jp/events/joss2022_form/event_data/new
- セッション詳細
- https://joss.rcos.nii.ac.jp/session/overview/?id=se_101
- 問い合わせ先
- 国立国会図書館 電子情報部 電子情報流通課 標準化推進係
メールアドレス:opendata
(2)国立国会図書館主催セッション②
- 日時
- 2022年6月10日(金)16時~17時30分
- タイトル
- 「国立国会図書館デジタル化資料データ(画像・テキスト)の使い道:90分アイデアソン」
- 内容
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国立国会図書館は、ほぼ全てのデジタル化資料247万点(2億2,300万画像)のOCRテキスト化を実施し、現在、著作権保護期間満了資料のテキストは、「次世代デジタルライブラリー」において本文検索が可能です。全てのテキストは、令和4年12月から「国立国会図書館デジタルコレクション」の全文検索にも利用予定です。
この膨大なテキストデータは、新たな情報探索のためのサービス開発、テキストマイニングを用いた研究などにも利用できると考えます。デジタル化資料の画像から自動抽出した図表・挿絵・写真等の図版データも含め、膨大なデータセットの活用可能性について、参加者皆で討論して考えるためのアイデアソンを開催します。 - 登壇者
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- 大向一輝氏(東京大学大学院 人文社会系研究科 准教授)※モデレータ
- 青池亨(国立国会図書館電子情報部電子情報企画課次世代システム開発研究室)
- 参加費
- 無料
- 申込・セッション詳細
- https://lab.ndl.go.jp/event/joss2022/
- 問い合わせ先
- 国立国会図書館 電子情報部 電子情報企画課 次世代システム開発研究室
メールアドレス:lab