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令和3年度国立国会図書館長と大学図書館長との懇談会をオンラインで開催しました

令和3年12月8日(水)、標記懇談会が開催されました。この懇談会は、国立国会図書館が、国公私立大学図書館協力委員会委員館の図書館長及び関係機関の代表者を招いて毎年行っているものです。昨年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から実施しませんでしたが、今回、オンライン形式により2年ぶりに行いました。

初めに、国立国会図書館から、当館のビジョン及び資料デジタル化について、学協会誌のデジタル化に関する取組を中心に、概要を紹介しました。次に、大学図書館2館から報告がありました。久保田壮活東京大学附属図書館総務課長からは、国立大学図書館協会「ビジョン2025」の概要、国立大学図書館の資料デジタル化の現状、東京大学学術資産等アーカイブズポータル等の紹介がありました。須田伸一慶應義塾大学メディアセンター所長からは、同センターのデジタル化プロジェクトの歴史、他機関への画像提供等について報告がありました。

その後行われた意見交換では、冒頭でローリーゲイ早稲田大学図書館長から、同館所蔵古典籍資料のデジタル化及びデータベース化について紹介がありました。続いて、出席の大学図書館長から、学協会誌のデジタル化の進め方、図書館等公衆送信サービスに関する補償金の仕組み、デジタル化資料をオープンデータとして公開するための工夫、デジタル化のための人材の確保・育成について、質問や意見がありました。

(国立国会図書館 総務部 支部図書館・協力課)

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