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資料の国際交換

国立国会図書館は、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)の2つの条約(「出版物の国際交換に関する条約(昭和59年条約第6号)」及び「国家間における公の出版物及び政府の文書の交換に関する条約(昭和59年条約第7号)」)が定める「国の交換機関」として、出版物の国際交換を行っています。

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官庁出版物の交換

国立国会図書館法に基づき当館に納入される官庁出版物、すなわち中央官庁出版物、地方公共団体出版物、独立行政法人出版物、当館刊行物及び国立大学法人等の出版物は、当館の国際交換用資源として最も多くの量を占めています。これらを外国機関に送り、かわりに交換資料として入手する外国官庁出版物の多くは、一般の流通ルートに乗らないものです。
近年、官庁出版物の電子化が進展し、インターネットを通じてオンライン資料に直接アクセスすることが可能となっています。

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一般出版物の交換

当館は、海外の相手機関と個別に交渉し、相互の合意に基づいて、一般出版物を交換しています。
この交換は、特に中国、韓国との間で活発に行われており、機関別では中国国家図書館、韓国国会図書館等が主な交換機関です。
また、当館は国の中央図書館として、国際交換を通して日本関係資料の収集に努めています。チェコ、ポーランド、韓国等の国立図書館に対して、日本で出版されたそれぞれの国に関する出版物を購入して送付し、先方からはそれぞれの国で出版された日本関係図書の送付を受けています。

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寄託資料の受理

当館は、国際連合、同専門機関、その他から寄託図書館(デポジトリー・ライブラリー)の指定を受けており、それぞれの機関の刊行資料を寄託資料として受理しています。
当館が指定を受けている機関は、国際連合(UN)、国際労働機関(ILO)、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)、世界保健機関(WHO)、国際連合食糧農業機関(FAO)、国際民間航空機関(ICAO)、世界貿易機関(WTO/GATT)、欧州連合(EU)、経済協力開発機構(OECD)等です。

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