ホーム > 図書館員の方へ > 図書館員の研修 > 令和7年度の研修 > 令和7年度レファレンスサービス研修「人文情報の調べ方―応用編―」のご案内

令和7年度レファレンスサービス研修「人文情報の調べ方―応用編―」のご案内

国内の各図書館においてレファレンス業務を担当する職員を対象に、レファレンスサービスの実務能力向上と、各館におけるレファレンスサービスの発展に資することを目的として、標記の研修を実施します。

この研修では、人文情報のレファレンスに必要な知識及びツールの応用的な使い方について、概要説明と演習を行います。

日時

令和8年2月6日(金)13:30~16:30

開催方法

Web会議システム(Microsoft Teams)を使用したオンライン形式(リアルタイム)

対象

レファレンス業務に従事する公共図書館、大学図書館、専門図書館等の職員。

本研修は、当館の遠隔研修を視聴するなどして基本的な知識を身につけている方を対象に、講義に加えて、事前課題(任意提出)の解説と演習を含めた内容で実施します。レファレンス業務経験3年以上の方の受講を想定しています。ただし、3年未満の方でもお申込みいただけます。

※受講に必要な端末及び通信環境は、ご自身でご用意ください。

※後掲の「参加にあたっての注意事項」もご覧ください。

定員および受講者の決定方法

定員200名。

申込みが定員を上回る場合、次のような基準により選考を行います。

  • 同一機関からの受講は1名のみとする。
    ※施設または名称が異なる場合(例:同じ市の分館、同じ大学の別キャンパスの図書館)は、別の館とします。
  • レファレンス業務経験3年以上の申込者を優先する。

さらに定員を上回る場合は、抽選により決定します。

参加費

無料。
ただし、受講に係る通信費などは参加者の負担とします。

プログラム

時間 科目 担当・内容
13:30~13:35 開会(5分) 関西館 図書館協力課職員
13:35~14:35 人文分野のレファレンス(総論)、役立つツールの使い方(講義)(60分) 利用者サービス部 人文課職員
(以下、質疑応答まで同じ)
人文分野のレファレンスの傾向と対策をまとめ、当館が提供するツールの応用的な使い方を解説します。
14:35~14:45 休憩(10分)
14:45~16:05 人文分野のレファレンス(各論)、事前課題の解説と類題の演習及び事例紹介(演習・解説)(80分) 所蔵調査・所蔵機関調査、書誌的事項の調査、情報源・文献の紹介、簡易な事実調査(人物や図版・画像の調査)について、具体的な事例とともに解説します。一部はリアルタイムの演習とします。
16:05~16:10 休憩(5分)
16:10~16:25 質疑応答(15分)
16:25~16:30 閉会(5分) 関西館 図書館協力課職員

事前課題

課題①

受講者は研修当日までに、遠隔研修「人文情報の調べ方(初級編)」の4本の動画のうち、「使ってみよう人文リンク集!」(約9分)及び「レファレンスにはリサーチ・ナビ」(約6分)を視聴してください(必須)。

視聴後、遠隔研修への感想・ご意見をお寄せください(任意)。

課題②

当館から出題する「所蔵機関調査」「記事掲載箇所調査」「図版調査」に関する計3件の事前課題に取り組んでください(当館への提出は任意ですが、提出された事前課題の回答を踏まえて解説を行います。)。

  1. 所蔵機関調査
    雑誌『LA VIE』(ルーツ出版、1979年創刊)の所蔵機関を探している
  2. 記事掲載箇所調査
    平安時代の歴史書「扶桑略記」のうち、推古天皇の治世についての部分の読み下しや現代語訳を見たい
  3. 図版調査
    近景に着物を着た女性が二人描かれている錦帯橋の浮世絵を探している

課題の提出方法は、受講者の決定後、メールでお知らせします。
問題の解答や、解答に至るプロセスを、研修当日に解説します。

参加にあたっての注意事項

  • 本研修では、国立国会図書館のデジタル化資料のうち、「個人向けデジタル化資料送信サービス(個人送信)」の資料を取り上げる予定です。
    個人送信資料を利用するためには、国立国会図書館の利用者登録(本登録)に申し込み、登録完了後に「国立国会図書館サーチ」にログインして個人送信の利用規約に同意していただく必要があります。この機会に登録を検討いただけましたら幸いです。
  • 現在、新規利用者登録の申請が集中しており、登録までお時間をいただく可能性がありますが、研修当日までに利用者登録が間に合わなかった場合でも、研修は問題なく受講していただけます。
  • Web会議システム(Microsoft Teams)の利用のための通信環境の設定は、参加者各自で行ってください。個別のサポートはいたしません。
  • 通信環境や基本的な操作に不安のある方は、後掲の「テスト接続」を行ったうえでご参加ください。
  • PC端末での参加を推奨します。
  • この研修は、参加者の方の音声・映像を共有しない設定で実施します。ただし、参加者名(ログイン名)は他の受講者にも表示されます。
  • この研修では、修了証書の交付は行いません。

申込方法・締切

下記の申込みフォームからお申込みください。

締切は、令和7年11月6日(木)です。

※申込み時に入力いただいたアドレス宛に、申込み受付完了メールを送付します。申込み後3日以上経ってもメールが届かない場合は、下記問い合わせ先までご連絡ください。

※参加可否は、締切後10日以内を目安に、ご連絡します。

テスト接続のご案内

事前に接続環境や基本操作を確認したい方向けに、以下の日時でMicrosoft Teamsのテスト接続の機会を設けます。ご都合のよいタイミングで、音声、映像を問題なく受信できるかご確認ください。

下記の「テスト接続に登録する」のリンクをクリックすると、Web会議システム(Microsoft Teams)の登録画面が開きます。画面右の「登録」ボタンをクリックして、必要事項(お名前、メールアドレス)を記入し、再度「登録」ボタンをクリックしてください。入力されたメールアドレスに、登録完了のメールが届きます。下記時間帯にメールに記載されているリンクをクリックし、テスト接続を行ってください。

問い合わせ先

国立国会図書館 関西館 図書館協力課 研修交流係
電話:0774-98-1444
メールアドレス:trainingアットマークエヌディーエルピリオドジーオーピリオドジェーピー

このページの先頭へ