受託研修
受託研修受入れについて
国立国会図書館では、「受託研究員及び受託研修生に関する件 」(PDF: 196KB)に基づき、受託研究員又は受託研修生の受入れを行っています。概要は以下のとおりです。
- 対象
国及び地方公共団体の諸機関並びにこれらの機関に準ずる法人、外国の政府機関、国際機関並びに国内又は国外の図書館、大学(注1)及び調査研究機関(以下、「図書館等」という。)における職員等(注2)
注1:大学院を含む。
注2:学生その他雇用契約以外の契約に基づきその図書館等に所属している者を含む。 - 費用
無料(ただし、当館は、研修を受ける方の旅費、滞在費、通訳料、保険料等は負担いたしません。) - 使用言語
日本語
研修を希望される内容、時期、当館の業務上の都合等を踏まえ、個別に受入れの可否を検討いたします。受入れができない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
なお、図書館及び図書館情報学に関する科目を履修する学生に対し、図書館情報学実習の受入れを行っています。
令和6年度の詳細は以下のページをご覧ください。
お問い合わせに当たってのお願い
受託研修を希望する図書館等の方は、希望される時期の少なくとも7か月前までに、当館にお問い合わせください。
お問い合わせの際には、下記の情報を必ずお知らせください。受入れの可否を検討するために必要です。
(明確な情報を頂けない場合は、受入れの可否を検討できません。)
- 希望する具体的な研修内容
- 希望する時期及び期間
問い合わせ先
国立国会図書館 関西館 図書館協力課 研修交流係
電話:0774-98-1444
メールアドレス:training
(参考)受入れ事例
過去に受入れを行った事例(図書館情報学実習を除く)をご紹介します。
岐阜県図書館(令和5年度、東京本館、国会分館、国際子ども図書館)
令和6年2月1日(木)から2月29日(木)まで、岐阜県図書館から1名の受託研修を受け入れました。東京本館、国会分館、国際子ども図書館において、科学技術・経済情報室でのレファレンス業務を中心に、国立国会図書館に特有の業務について研修を行いました。
モーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団(令和5年度、東京本館、関西館、国際子ども図書館)
令和5年5月22日(月)から5月26日(金)まで(5月23日(火)を除く)、モーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団からの依頼に基づき、米国陸軍戦史センター職員1名の受託研修を受け入れました。東京本館、関西館、国際子ども図書館において、研修生本人の関心のある分野を中心に研修を行いました。研修は全て日本語で行いました。
豊中市立千里図書館(令和4年度、関西館)
令和4年10月17日(月)から11月4日(金)まで、豊中市立千里図書館から1名の受託研修を受け入れました。図書館協力課において、図書館や図書館情報学に関する情報の収集、編集、発信等の業務を中心に研修を行いました。
守山市立図書館(平成29年度、関西館)
平成30年1月9日(火)から1月31日(水)まで、守山市立図書館から1名の受託研修を受け入れました。文献提供課において、総合案内カウンターでの利用者応対、電話レファレンスの応対、遠隔複写サービス作業、選書等の業務実習を行いました。また、関西館における各種業務の説明を行いました。
鳥取県立図書館(平成29年度、関西館)
平成29年10月2日(月)から12月28日(木)まで、鳥取県立図書館から1名の受託研修を受け入れました。文献提供課において総合案内カウンターでの利用者応対や電話レファレンスの応対、電子図書館課においてデジタル化資料データの検品や没年調査等の業務実習を行いました。また図書館協力課のほか、関西館における各種業務の説明を行いました。
ベルリン・フンボルト大学大学院/ベルリン自由大学図書館(平成26年度、東京本館)
平成26年9月1日(月)から9月12日(金)まで、ベルリン・フンボルト大学大学院生(図書館情報学)兼ベルリン自由大学日本学部図書館司書1名を受け入れました。東京本館の様々な業務の説明を受け、実習も行いました。研修は全て日本語で行いました。
資料保存に関する研修受入れ等
過去に受入れを行った事例をご紹介します。
IFLA/PACアジア地域センターとして、アジア地域での資料保存の促進のために、研修受入れなどを行っています。
詳細は「研修等(2000年~)」をご覧ください。