はじめに

古今東西、忍者はエンターテインメントの題材として数多くの作品で取り上げられ、脚光を浴びてきました。一方で、彼らの実態はあまり知られていません。
本展示では、創作という表舞台できらびやかな大立ち回りを見せる忍者を「エンタメ世界の忍者」(虚像)、歴史の裏で暗躍した実在の忍者を「ホンモノの忍者」(実像)と位置づけ、その両面から忍者の姿に迫ります。
なお、忍者は時代や地域により「しのび」や「すっぱ」など、様々な呼称が使われてきましたが、本展示では読みやすさを考慮して「忍者」を主に用います(詳細は弐之巻「忍者の起こりと呼称」を参照)。

ウチは忍者の児雷也(じらいや)を助けるガマちゃん、よろしくたのむわ。ここは、忍者に詳しくなりたい者たちが、忍者について学ぶ修行の場や。壱之巻から秘伝之巻まで読むと、エンタメ世界の忍者とホンモノの忍者の違い、そして秘伝の忍術書の内容について学べるようになってるで。
あとな、ここからがスペシャルや。この修行の場には、忍者秘蔵の豆知識がいくつか隠されとる。各所にちりばめられてるカエルをクリックしてキーワードを集めると、忍者にとって大切なある言葉が浮かび上がる。
みんな、ちゃんとウチについてくるように!ほんじゃ、出発や!

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  • 「本の万華鏡」第33回は2023年4月に公開しました。内容は公開当時の情報に基づきます。

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壱之巻 エンタメ世界の忍者



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