資料と解説

3-12 GHQに提出した「憲法改正要綱」

1946(昭和21)年2月8日、松本は「憲法改正私案」を要綱化した「憲法改正要綱」を説明資料とともにGHQに提出した。「憲法中陸海軍ニ関スル規定ノ変更ニ付テ」と題する文書は、軍隊に対するGHQの厳しい態度を予想して、説明資料とは別に作成したものである。

この要綱は、正式な政府案として閣議で了承されたものではなかった。日本政府は、GHQの内部で憲法草案作成の作業が進行していることを全く知らなかったため、この案に対するGHQの意見を聞いた後に、正式な憲法草案を作成することを予定していた。

資料名 憲法改正要綱
年月日 [昭和21年2月8日]
資料番号 佐藤達夫文書 22
所蔵 国立国会図書館
原所蔵  
注記  
資料名 Gist of the Revision of the Constitution
年月日 [February 8, 1946]
資料番号 Alfred Hussey Papers; Constitution File No. 1, Doc. No. 1
所蔵 国立国会図書館
原所蔵  
注記  
資料名 General Explanation of the Constitutional Revision Drafted by the Government
年月日 [February 8, 1946]
資料番号 Alfred Hussey Papers; Constitution File No. 1, Doc. No. 1
所蔵 国立国会図書館
原所蔵  
注記  
資料名 憲法中陸海軍ニ關スル規定ノ變更ニ付テ
年月日 [1946年2月8日]
資料番号 佐藤達夫文書 24
所蔵 国立国会図書館
原所蔵  
注記  
資料名 Proposed Revision of the Army and Navy Provisions in the Constitution
年月日 [February 8, 1946]
資料番号 Alfred Hussey Papers; Constitution File No. 1, Doc. No. 1
所蔵 国立国会図書館
原所蔵  
注記  
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