憲法問題調査委員会第一回総会で、松本から、とくに「全般的な理論」の提供、「理想的な改正案」の作成を依頼された美濃部達吉が、1945(昭和20)年11月14日の第三回総会に提出した文書。ここでは、憲法の全体的な改正が必要ではないかという見解のほか、皇室典範や天皇の大権、議会や内閣の制度に関する論点などが提起された。
資料名 | [調査会資料(美濃部稿)] |
---|---|
年月日 | [昭和20年11月14日配布] |
資料番号 | 入江俊郎文書 9(「憲法問題調査委員会関係」の内) |
所蔵 | 国立国会図書館 |
原所蔵 | |
注記 | 「佐藤達夫文書」によれば、標記意見書の配布は第三回調査会(11月8日)とされているが、展示資料には入江の書き込みで「多分11月14日の第三回総会で配付したもの」との記述があるため、こちらの日付を採用した。 |