帝国劇場で行われた祝賀会では、芦田均憲法普及会会長の開会の辞に続き、東宝交響楽団「祝典交響曲(へ長調)」、諏訪根自子のヴァイオリン独奏、6代目尾上菊五郎による「娘道成寺」の上演等が行われた。憲法普及会の『事業概要報告書』によれば、招待者は各皇族、衆・参両院議員、官庁、学校の代表者、連合軍各国代表などで、豪華なプログラムであったこと、会場所有者である東宝株式会社が営利を度外視して、短時日のうちに準備を完了したこと等が記録されている。また会場には外国人賓客のために生花、書画が展示され、休憩時間には表千家による茶もふるまわれた。
資料名 | 新憲法施行記念祝賀会 |
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年月日 | 昭和22年5月3日 |
資料番号 | 鈴木隆夫文書 67 |
所蔵 | 国立国会図書館 |
原所蔵 | |
注記 |