枢密院審査と議会での審議にそなえ、法制局は憲法の各条文の説明資料と想定される質問に対する答弁のための資料を作成した。その大部分は枢密院での審査が始まる4月までに完成していたが、枢密院での議論を踏まえて若干の追加・修正がなされた。後に話題となった「あこがれの中心」という天皇の位置づけについての説明は、この想定問答ですでに用意されていたものであった。
資料名 | 憲法改正草案に関する想定問答(第一輯~第七輯、増補第一輯~第二輯) 憲法改正草案逐条説明(第一輯~第五輯) |
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年月日 | 昭和21年4月~6月 |
資料番号 | 佐藤達夫文書 77~79 |
所蔵 | 国立国会図書館 |
原所蔵 | |
注記 |