（第1回）地方官会議議員の記念撮影　明治8年 『目で見る議会政治百年史』所収

明治8（1875）年1月～2月の大坂会議において、木戸孝允と板垣退助の参議復帰が決まり、「立憲政体樹立の詔」が発布された。この詔をもって立憲政治を実現する方針が明らかにされ、元老院・大審院の設置や地方官会議の開催も宣言された。本史料はその草案であり、詔勅の正文と殆ど字句の違いはない。五箇条の御誓文とともに、民権運動に国会開設要求の拠り所を与えたことでも知られる。