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2-13 選挙干渉
当時の内務大臣 品川弥二郎 『品川子爵伝』所収
選挙干渉に抗した土佐民党の壮士 『憲政秘録 明治・大正・昭和』所収
第2議会は、政府と議会が予算案をめぐって真っ向から対立し、明治24(1891)年12月25日に衆議院が解散された。当史料は第2回総選挙に際して政府が行った調査結果であり、各選挙区の立候補者を「着実派」(吏党系)と「過激派」(民党系)に分類し、選挙の動向を予測している。翌年2月15日の投票日までに地方官、警察官による苛烈な選挙干渉が行われ、民党側に多数の死傷者を出した。
[衆議院選挙候補者名簿]
- [明治25年2月頃]
- 品川弥二郎関係文書 956
- 国立国会図書館