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4-14 翼賛政治会
昭和17(1942)年4月30日に実施された翼賛選挙では、翼賛政治体制協議会から推薦を受けた候補の当選が全体の8割以上を占めた。一方、翼賛政治体制に批判的な議員は前年、同交会を結成し鳩山一郎、安藤正純等が非推薦で当選した。選挙後、東条内閣は政界、財界、言論界などを結集した単一の政治結社の結成を企図し、5月20日、翼賛政治会が創立された。これに先立ち衆議院内の各会派は解散に追い込まれ、ほとんどの議員が翼賛政治会に加入することとなった。
翼賛政治会創立総会次第 翼賛政治会規約 宣言・綱領
- 昭和17年5月20日
- 中原謹司関係文書 353
- 国立国会図書館