福島安正
明治36(1903)年9月1日
午后暫時睡眠の後、入浴して野花の間を快游し、三時頃万平ホテルに赴き、紅茶を喫して帰る。このホテルは十年前より営業する者、山に拠り風光佳絶たり。この日曇天、夜に入り雷雨あり。声山谷に反響して、天地為めに震動せり。
この日の朝、新軽井沢から旧軽井沢に移動した福島は、昼寝したり、散策したり、万平ホテルで喫茶したりと、昼下がりの静養を楽しんでいる様子をつづっています。
明治36(1903)年9月1日
午后暫時睡眠の後、入浴して野花の間を快游し、三時頃万平ホテルに赴き、紅茶を喫して帰る。このホテルは十年前より営業する者、山に拠り風光佳絶たり。この日曇天、夜に入り雷雨あり。声山谷に反響して、天地為めに震動せり。
この日の朝、新軽井沢から旧軽井沢に移動した福島は、昼寝したり、散策したり、万平ホテルで喫茶したりと、昼下がりの静養を楽しんでいる様子をつづっています。