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鈴木隆夫
昭和29(1954)年12月9日
内閣総辞職後の後任首班 国会
一、一昨日、内閣総辞職のため、首班指名をせねばならぬので、昨日一日、本会議を開会しながら各派との話合がつかず。 ニ、今日は、午后五時迄まって、できないときは更に理事会で相談のこと…。
昭和29(1954)年11月30日召集の第20回国会で、内閣不信任案が提出されました。閣僚のほとんどは解散に反対したため、12月7日吉田茂首相欠席の閣議で総辞職を決しました。日記では、12月9日に国会で行われる後継首班指名選挙までのことが書かれています。