石坂泰三
昭和23(1948)年2月7日
株価高騰の末立会停止 経済
ここ二、三日証券界は大暴騰をつゞけ、今日は遂に立会停止となった。インフレ時代とは云へ従来にない騰[あが]り方であった。あるものは一度に百円以上も高くなった。千円以上の株が二、三出て来た。平時三十五、六円であった発送電の株が百四、五十円にもなったといふ始末である。
日記には3日間株価が高騰している様子が書かれています。そして遂に取引ができなくなってしまったとあります。特に電力関係の株価の高騰が目立っていたようです。
昭和23(1948)年2月7日
ここ二、三日証券界は大暴騰をつゞけ、今日は遂に立会停止となった。インフレ時代とは云へ従来にない騰[あが]り方であった。あるものは一度に百円以上も高くなった。千円以上の株が二、三出て来た。平時三十五、六円であった発送電の株が百四、五十円にもなったといふ始末である。
日記には3日間株価が高騰している様子が書かれています。そして遂に取引ができなくなってしまったとあります。特に電力関係の株価の高騰が目立っていたようです。