大木操
昭和5(1930)年12月22日
浜口首相の慰問決議 帝国議会
浜口首相遭難に対する慰問決議をなしては如何[いかん]との議あり。(小山副議長よりの申出ならん)。前例としては、伊藤公遭難の際の一例あり。
第59回帝国議会の召集を目前に控える中、狙撃されて負傷した浜口雄幸首相を慰問するための決議をしてはどうかとの提案がありました。伊藤博文首相が明治25(1892)年に交通事故で負傷した際の例を出しています。結局、決議は行われませんでした。
昭和5(1930)年12月22日
浜口首相遭難に対する慰問決議をなしては如何[いかん]との議あり。(小山副議長よりの申出ならん)。前例としては、伊藤公遭難の際の一例あり。
第59回帝国議会の召集を目前に控える中、狙撃されて負傷した浜口雄幸首相を慰問するための決議をしてはどうかとの提案がありました。伊藤博文首相が明治25(1892)年に交通事故で負傷した際の例を出しています。結局、決議は行われませんでした。