大木操
昭和15(1940)年2月9日
斎藤隆夫(衆議院議員)の懲罰問題 帝国議会
議長は懲罰委員会に自発的に出席することに決定、その旨各派に通知。
昭和15(1940)年2月2日、第75回帝国議会衆議院本会議で立憲民政党の斎藤隆夫議員が行ったいわゆる「反軍演説」に対し、速記録の削除や懲罰の是非を巡って相当の紛糾がありました。速記録の大量削除を断行した小山松寿議長は翌3日の本会議で斎藤を懲罰委員会に付することを宣告し、同月10日の懲罰委員会に自ら臨みました。3月6日の本会議で齋藤は除名処分となりました。