児童文学基礎講座：日本の児童文学－「声」の時代、「声」のわかれ

概要

児童文学と、それを子どもに読み聞かせる「声」の関わりを軸として、日本の児童文学の歴史を振り返り、また現在の問題について考えます。
平成28年11月7日に開催した児童文学連続講座「子どもに本を手渡すために―児童文学基礎講座」における宮川健郎氏（武蔵野大学文学部教授）による講義をもとに作成しました。

タイトル	再生時間
「聞くことのコップ」が満ちるまで	9分
現代児童文学の成立と「声」のわかれ(1) 1950年代の「童話伝統批判」の三つの問題意識	8分
現代児童文学の成立と「声」のわかれ(2) 散文性の獲得―古田足日の小川未明批判	20分
現代児童文学の成立と「声」のわかれ(3) 「近代童話」から「現代児童文学」へ―石井桃子の『だれも知らない小さな国』批判	23分
現代児童文学の成立と「声」のわかれ(4) 新美南吉と巌谷小波	18分
「声」をもとめて	8分