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視覚に障害のある方へ

目次

1. 利用支援

東京本館のご利用についてお困りの時は、遠慮なく各カウンターにお申し出ください。

担当者が、このページの3. 入館手続き・利用の流れでご案内する手続き、資料の検索・請求、複写の申込み等について支援します。このページの4-4. 食堂・喫茶でご紹介する食堂、喫茶室のご利用などについても、必要な支援を行います。

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2. 利用案内

2-1. 利用時間・休館日

開館時間は、月曜日から金曜日までは9時30分から19時まで、土曜日は9時30分から17時までです。

休館日は、日曜日、国民の祝日・休日、毎月第3水曜日の資料整理休館日、年末年始です。年末年始の休館日は年によって変更がありますが、例年は12月28日から1月4日までです。

利用者登録の受付時間は、月曜日から金曜日までは9時20分から18時30分まで、土曜日は9時20分から16時30分までです。

資料請求の受付時間は、月曜日から金曜日までは9時30分から18時まで、土曜日は9時30分から16時までです。

資料の即日複写と電子情報のプリントアウトの受付は、月曜日から金曜日までは10時から18時まで、土曜日は10時から16時までです。

なお、古典籍資料室のご利用時間は、平日も9時30分から17時までです。また、古典籍資料室における電子情報のプリントアウトの受付時間は、月曜日から金曜日は16時50分まで、土曜日はほかの閲覧室と同じ16時までです。

音声により開館日や利用時間等をお知りになりたい場合は、自動音声案内(電話 03-3506-3300)をご利用ください。

2-2. お問い合わせ先

来館される前に、このページの3. 入館手続き・利用の流れでご案内する東京本館の利用方法や利用希望の資料の所蔵について確認することをお勧めします。

東京本館の来館利用についてのご不明な点やご不安な点がございましたら、開館時間内に東京本館の代表電話03-3581-2331に電話し、担当の利用者サービス部 サービス運営課 総合案内係を呼び出してお問い合わせください。

電子メールによるお問い合わせは、国立国会図書館ホームページのお問い合わせフォームで受け付けています。

2-3. 交通案内

地下鉄の最寄り駅は、有楽町線・半蔵門線・南北線の「永田町」駅、千代田線・丸ノ内線の「国会議事堂前」駅です。都営バス橋63系統の「国会議事堂前」バス停留所を利用することもできます。

最寄り駅の出入口やバス停留所からのことばによる詳しい道案内は、以下のリンク先ページからご利用ください。なお、テキストファイルはリンク先ページでダウンロードすることができます。
最寄り駅から東京本館にお越しになる時は、ことばによる詳しい道案内で紹介している出入口を利用することをお勧めします。

地下鉄永田町駅をご利用の方

地下鉄国会議事堂前駅をご利用の方

新橋駅方面からバスをご利用の方

小滝橋車庫前方面からバスをご利用の方

2-4. 駐車場

建物の東側にある利用者入口前に利用者用駐車場があり、障害者等用駐車スペース2台分を設けています。障害のある方と同伴の方がご利用いただけます。満車の場合は他のスペースを使っていただくほか、空きスペースあれば建物の反対側の西口にある業務用駐車場を使用することもできます。その場合、障害のある方は西口からも入館できます。西口受付の警備員にお申し出ください。

なお、駐車場は無料で利用できます。

東京本館の出入口および周辺の地図については、利用案内のページの2-2. 交通手段をご覧ください。

2-5. 出入口

建物の東側にある利用者入口には、本館入口と新館入口があります。入口は、どちらも2階になり、本館と新館は建物の中で2階の連絡通路でつながっています。地下鉄の駅やバス停からは階段またはスロープを昇り降りする必要があります。点字ブロックは最寄り駅やバス停から新館入口まで、ほぼ敷設されています。

利用者用駐車場からは、大きな段差はありませんが、点字ブロックが敷設されていない部分があります。

初めて来館するときは、新館入口からはいり、新館の利用者登録カウンターで利用者登録をしてください。

新館入口の自動ドア付近にスタッフがおります。自動ドアを通って建物にはいるとスタッフがお声がけしますので、要件をお申し付けください。

最寄りの駅やバス停から新館入口までの行き方は、このページの2-3. 交通案内のことばによる詳しい道案内をご覧ください。

視覚に障害のある方は、土曜日を除く開館日であれば、建物の南側にある国会議事堂に面した業務用入口である南口からも入館できます。南口受付のスタッフにお申し出ください。

2-6. 盲導犬・介助犬

盲導犬・介助犬を伴って入館し、当館をご利用いただくことができます。

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3. 入館手続き・利用の流れ

東京本館の利用の流れをご紹介します。入館手続き・利用の流れは「東京本館利用案内動画」でもご案内しています。

入館の手続きや利用する上でお困りの時はスタッフが必要な支援を行います。

新館入口の自動ドア付近にスタッフがおります。このページの2-3. 交通案内のことばによる詳しい道案内に従って新館入口にはいると、スタッフがお声がけしますので、用件をお申し付けください。

3-1. 利用者登録

登録利用者カードをお持ちの方は、その都度の利用者登録は不要です。ご自身のカードをご利用ください。

登録利用者カードをお持ちでない方は、入館する前に、新館の利用者登録カウンターで国立国会図書館の利用者登録を行い、登録利用者カードを発行します。登録の手続きは、スタッフが登録に必要な情報を伺いながら行います。この時、障害者手帳、健康保険証などの本人確認書類が必要になりますので忘れずにお持ちください。

また、視覚に障害のある方は、「視覚障害者等用データ送信サービス」の利用者登録をすることができます。この登録をされた方は、図書館の館内だけでなく、ご自宅などからインターネット経由で国立国会図書館が製作した学術文献のテキストデータおよび録音図書等の視覚障害者等用資料と、図書館等が製作し国立国会図書館が収集したDAISYデータ・点字データ等の視覚障害者等用データをご利用いただくことができるようになります。

視覚に障害のある方の利用者登録についての詳しい案内は、「視覚障害者等用データ送信サービスの利用者登録について」のページをご覧ください。

3-2. 荷物を預ける

B5サイズ以上の袋物など、館内に持ち込めないものがありますので、コインロッカーにお預けください。100円玉が必要です(使用後に返却されます。)。館内に持ち込む荷物は、当館が用意している透明性の高いリユース袋をご利用ください。傘は傘立てに立てます。

3-3. 入館

入館する時は、利用者入口の中にあるゲートを通行します。新館のゲートには、右に入退館カウンターがあります。入退館カウンターで入館手続きを行いますので、スタッフに登録利用者カードを渡してください。入館手続きが終わり、カードが返却されたら入館します。

3-4. 障害者閲覧室の利用

障害者閲覧室を利用する時は、スタッフが障害者閲覧室までご案内します。

障害者閲覧室では、資料の検索・申込み、DAISY等の視覚障害者等用データの利用や、インターネットの画面や墨字資料の機械による読み上げを利用することができます。また、ご一緒に来館された同伴者から対面朗読を受ける場合にも利用することができます。

障害者閲覧室の詳しい設備や利用の申込み方法については4-1. 障害者閲覧室をご覧ください。

3-5. 検索と申込み

東京本館は、主に国内で出版された図書や雑誌などのほか、音声資料、点字資料、大活字本などを所蔵しています。これらを利用する場合は、「国立国会図書館サーチ」を使って資料の検索・利用申込みをする必要があります。

国立国会図書館サーチは、館内に設置している端末で使用することができます。障害者閲覧室には、スクリーンリーダーがインストールされた端末があります。

国立国会図書館が製作した学術文献のテキストデータおよび録音図書等の視覚障害者等用資料や、図書館等が製作し国立国会図書館が収集したDAISYデータ・点字データ等の視覚障害者等用データの利用を希望する場合は、4-1. 障害者閲覧室で紹介する障害者閲覧室の利用をお申し出ください。スピーカーが接続された端末を利用して、「みなサーチ」で視覚障害者等用データを検索し、利用することができます。

3-6. 到着の確認

国立国会図書館サーチで資料の利用を申し込んでから、申し込んだ資料を受け取るカウンターに到着するまでに20分から30分ほどかかります。

資料の到着は、館内のどの端末からでも確認できます。

3-7. 資料の受取

到着した資料は、指定されたカウンターに登録利用者カードを提示して、受け取ります。

図書の受取カウンターは本館2階、雑誌の受取カウンターは新館2階にあります。また、一部の資料は専門室にあり、各専門室のカウンターで受け取ります。東京本館の専門室については、「専門室・閲覧室案内」のページをご覧ください。

3-8. 資料の利用

図書カウンターと雑誌カウンターで受け取った資料は館内の閲覧机、専門室のカウンターで受け取った資料は原則として専門室の室内で利用します。

※資料は東京本館の外に持ちだせません。館内でご利用ください。

ご一緒に来館された同伴者から対面朗読を受ける場合には、4-1. 障害者閲覧室で紹介する障害者閲覧室をご利用ください。

3-9. その他の資料の利用

館内の端末では、デジタル化資料を閲覧することができます。また、電子ジャーナルやオンラインデータベースも利用できます。

テキスト化された電子ジャーナルやオンラインデータベースを音声で聞く場合は、障害者閲覧室のスピーカーが接続された端末を利用することができます。

東京本館で利用できる電子ジャーナルやオンラインデータベースの紹介は、以下のページをご覧ください。

3-10. 複写

国立国会図書館所蔵の資料は、著作権法その他の関係法規等の範囲内で複写できます。

複写作業は専門のスタッフが行います。

複写は有料です。

コピーしたい箇所が決まったら、館内の端末でコピーしたい資料の複写申込書の印刷情報を送信してください。

複写申込書の印刷情報の送信が終わったら、館内の複写申込書作成プリンターで複写申込書を打ち出します。

次に、打ち出した複写申込書に、コピーを希望するページ等の必要事項を記入します。

資料のコピーしたい箇所の最初のページと最後のページにしおりをはさんでください。

資料と複写申込書、登録利用者カードを持って、本館2階と新館1階にある複写カウンターに複写をお申し込みください。

複写の申込みの際に「即日複写」を指定すると、当日中に複写製品をお受け取りいただくことができます。複写製品を受け取る際には、複写カウンターで登録利用者カードを提示して、現金または電子マネーで料金をお支払いください。

東京本館の複写サービスの種類、申込方法、即日複写で利用可能な電子マネー等については、「複写サービスの種類」のページをご覧ください。

3-11. 持ち込み端末による資料の利用申込み

登録利用者カードをお持ちの方は、来館する前に、ご自宅などで資料の申込みの準備をしておくことができます。まず、ご自宅などでご自身のパソコンやスマートフォンなどで、国立国会図書館サーチにログインしてください。ログインした後、利用したい資料を検索して、図書の場合は利用したい資料、雑誌の場合は利用したいタイトルと巻号が東京本館に所蔵されているかどうかについて、所蔵詳細を確認してください。東京本館に所蔵されている資料・巻号が見つかったら、その資料・巻号を選択し、閲覧ボタンを押してカートに入れます。入館後に国立国会図書館サーチにログインすると、ご自宅などでカートに入れておいた資料の閲覧申込みをすぐにすることができます。

ご自身のパソコンやスマートフォンを東京本館の館内に持ち込み、国立国会図書館サーチにログインすることでも利用の申込みをすることもできます。

持ち込んだパソコンやスマートフォンでは、利用申込みをした資料の状態の確認をすることもできます。利用申込みをすると状態が「処理中」になり、資料が到着すると状態が「到着済」に変わります。

このほか、持ち込んだパソコンやスマートフォンでは、複写申込書の印刷情報の送信をすることもできます。

ただし、国立国会図書館内限定公開のデジタル化資料、電子ジャーナルやオンラインデータベースの閲覧は、館内に備え付けの端末でしか利用することができません。

3-12. 資料の返却

閲覧・複写などが終わった資料は、受け取ったカウンターにお返しください。

返却の際は資料とともに登録利用者カードをご提示ください。

個人に対する資料の館外貸出はしていません。全て返却のうえ、ご退館ください。

3-13. 退館

障害者閲覧室を利用した場合、室内に備え付けの内線電話で、お帰りになることを連絡してください。スタッフが出口までご案内します。

ゲートを通行する際に、ゲートに隣接する入退館カウンターで退館手続きを行います。入退館カウンターは、本館のゲートではゲートの右側、新館のゲートではゲートの左側にあります。入退館カウンターにいるスタッフに登録利用者カードを渡してください。退館手続きが終わり、カードが返却されたら退館します。

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4. 施設・設備

4-1. 障害者閲覧室(新館2階)

障害者閲覧室は、新館のゲートを通ってから点字ブロックに沿っておよそ11メートルの場所にあります。

障害者閲覧室には、DAISYの再生ソフト、スクリーンリーダー 、点字方式入力ソフトをインストールし、点字ディスプレイと接続した検索・閲覧用端末や、墨字資料の読み上げ等が可能な音声拡大読書器を設置しています。また、マイクロフィルムやマイクロフィッシュの閲覧も可能なデジタルマイクロリーダーも設置しています。ご自身のパソコンやスマートフォンを持ち込んで使用することもできます。電源および公衆無線LAN(Wi-Fi)が利用できます。

障害者閲覧室の利用をご希望の場合は、入館する際にスタッフにお申し出ください。

障害者閲覧室は1室ですので、事前予約された方を優先します。事前予約は利用日の1か月前から電話等で受け付けます。

詳細は開館日の開館時間内に東京本館の代表電話03-3581-2331に電話して、担当の利用者サービス部 サービス運営課 総合案内係を呼び出してお問い合わせください。

また、電子メールによるお問い合わせは、国立国会図書館ホームページのお問い合わせフォームで受け付けています。

4-2. トイレ

トイレは、本館と新館の各階にあります。トイレの入り口まで敷設された点字ブロックはありません。お困りの時は、遠慮なく各カウンターにお申し出ください。

新館2階の障害者閲覧室から女子トイレは8メートル、男子トイレは10メートルのところにあります。

4-3. エレベーター

館内の利用者用エレベーターはいずれも2台並んでおり、点字による案内、手すりがあります。エレベーター内では、音声で階数と扉の開閉の案内をします。

4-4. 食堂・喫茶

本館6階に食堂、本館3階と、新館1階に喫茶があります。

本館6階の食堂は、11時から18時30分まで営業しています。ただし、水曜日と土曜日は15時までです。持参したお弁当などを飲食できる席もあります。

本館3階の喫茶は、11時から16時まで営業しています。

新館1階の喫茶は、11時から15時30分まで営業していますが、ランチの提供時間は14時までです。また、毎月第1、第3、第5土曜日は営業していません。

当館所蔵資料の持ち込みは禁止です。お手持ちの資料は館内各所にあるロッカーにお預けください。

ペットボトル等は所蔵資料とは別に持ち運んでください。館内で蓋が閉まらない缶飲料・パック飲料等の飲料を持ち歩くことはできません。食堂のお弁当席をご利用ください。

閲覧スペースでのアメ・ガムを含む飲食は禁止です。食堂のお弁当席をご利用ください。

4-5. 売店

本館6階に、食品・文房具・日用雑貨などを取り扱う売店があります。営業時間は月曜日から金曜日までは9時30分から18時30分まで、土曜日は9時30分から17時までです。

4-6. 読書支援機器

拡大読書器を、本館2階の科学技術・経済情報室、本館2階の人文総合情報室、新館2階の新館ホール、新館4階の新聞資料室に設置しています。ご自由にお使いください。


拡大読書器

館内の各カウンターに拡大鏡、本館と新館の入退館カウンターとインフォメーションには電子ルーペを用意しています。使用をご希望の場合は、各カウンターにお申し出ください。


拡大鏡


電子ルーペ

館内の端末の文字が見にくい場合は、画面の文字を拡大させたり、白黒反転させたりすることができます。設定の変更を希望する場合は、各カウンターにお申し出ください。

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5. 来館利用案内パンフレットおよび来館利用上のお願い

5-1. 来館利用案内パンフレット

5-2. 来館利用上のお願い

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